Vol.135 CPS/IoT世界市場は2030年に404兆円!日本も20兆円に拡大!

CPS/IoT世界市場は2030年に404兆円!日本も20兆円に拡大!

~ JEITAが世界市場規模予測を発表 ~

2017年は、あらゆるものがインターネットでつながるIoT(Internet of Things)元年と言われました。まだまだ専門性の高い用語にも聞こえますが、私たちの身近なモノを見てみても、IoT化が急速に進んでいることが確認できます。その代表格はスマートフォン、そしてパソコンやスマートフォンからインターネット上で操作が可能な、テレビや冷蔵庫、洗濯機・エアコン・レンジ・炊飯器、AIスピーカーといった「スマート家電」や、すでに実用化も始まっている「自動運転」などです。ビジネスにおいても「製造業」を中心に、「流通・物流」、「医療・介護」といった業界で、人手不足を補う形でIoT化が進み、今後は「農業」分野でも高い成長が見込まれています。

そんな中、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が、CPS(Cyber Physical System)/IoTの利活用分野別:世界市場調査の結果を発表しました。今日はその主な内容についてご紹介します。

■CPS/IoTの世界市場
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□2016年 → 2030年
世界=194.0兆円 → 404.4兆円
日本=11.1兆円 → 19.7兆円

上記の通り、2030年の市場規模はおよそ2倍に拡大すると予測しています。その背景には、さまざまな課題に対する社会的な要請に加えて、ネットワークにつながる機器やソリューションサービスのさらなる拡大があり、各種機種のIoT化率は2030年には8割を超えると見込まれています。
利活用分野別にみたとき、2030年に向けて年平均の成長率が著しいと予想される分野は「農業」で年平均20.2%と最も高い伸び率となり、次が「医療・介護」の10.9%、「流通・物流」10.4%の成長を見込んでいます。
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■日本市場におけるIoT化
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日本市場においては、「流通・物流」と「医療・介護」の利活用分野の成長が著しく、それぞれ2030年までに2.4兆円、1.3兆円と大きく成長することが見込まれています。「流通・物流」や「医療・介護」の分野は、就労人口減少による人手不足、少子高齢化や地方の過疎化など、さまざまな社会課題に直面しています。その解決策のひとつとしてCPS/IoTの活用による生産性向上や、今までにない新たな仕事の進め方による働き方改革が強く求められており、これからの課題解決は経済全体の成長にも繋がります。
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当ページにおいてもこれまで、AIの進化や人と協働する産業用ロボット・コミュニ―ションロボットなどについてご紹介してきましたが、変化の波はますます加速して行くと言えそうですね。製造業や流通・物流分野においては、人の隣でロボットが働くシーンが“当たり前”になり、医療や介護分野においては、遠隔での健康管理や診療・見守りなどを行うことが“当たり前”なっていくことでしょう。
CPS/IoT化が世界の潮流となり、世界中の国や企業が研究開発に取り組んでいる中、日本企業はどの分野で、どんな技術で強みを発揮していくのか、今後も継続的に着目して参ります。

■JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)プレスリリース
https://www.jeita.or.jp/cgi-bin/topics/detail.cgi?n=3455&ca=1

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