Vol.160 "入力インピーダンス"と計測精度について

"入力インピーダンス"と計測精度について

「入力インピーダンス」は、電子計測器の基本仕様の一つで、一言で表すと、回路の入力端子が持っている「抵抗値」のことを指します。計測対象と計測器のインピーダンスを理解することで、計測器が持つ本来の精度を引き出すことが可能です。今日はこちらの話題に触れて参りたいと思います。
電子計測器を使用して計測を行う際には、計測器の確度仕様だけでなく、計測の方法によって生じる「不確かさ」を考慮しておかないと、せっかくの計測値が意味のないものになってしまうことや、計測器の精度を活かしきれないことがあります。確度が±3%の計測器を用いる場合と、±0.3%の計測器を用いる場合とでは、後者の方が10倍精度の高い計測ができるように思いがちですが、場合によっては前者の方が良い結果が得られることもあるのです。その原因となる代表的な要素のひとつが計測器の“入力インピーダンス”なのです。

テスタ(電圧計)で電池の電圧を計測するといった、基本的な計測のケースを考えます。電池とテスタをつなぐだけなので、原理的にはごくごく簡単な計測ですが、この計測でテスタのもつ精度をそのまま適用できるのは、テスタに“電流が全く流れ込まない”時だけです。しかし実際は、電圧計には僅かながらの電流が流れ込み、また、電池(被計測物)は電流が流れることによって端子電圧が変化します。被計測物に計測器を接続したことで、被計測物の状態が変化してしまうことを「計測器の負荷効果」と呼びます。

"入力インピーダンス"と計測精度について

この「計測器の負荷効果」を考慮した電圧計測とはどのような方法なのでしょうか。また直流・交流それぞれの電圧計測において、想定される負荷効果と、配慮をしなければならない点はどのようなものでしょうか。オリックス・レンテックの「玉手箱」ではこれらの問いに対する解とともに、「入力インピーダンスと計測精度」について詳しくご紹介しております。ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。(※ご紹介の写真はイメージです)

■オリックス・レンテック玉手箱:入力インピーダンスと計測精度
http://www.orixrentec.jp/helpful_info/detail.html?id=57

ページトップへ