Vol.175 今日は「国際献血者の日」です。

今日は「国際献血者の日」です。

「国際献血者の日」は、世界保健機関(WHO)により執行される、8つの公的なグローバル・ヘルス運動の1つとして2004年から始まりました。“血液という「いのちを救う贈り物」をする献血者に感謝するとともに、血液製剤を必要とする病気やケガをした人たちのために、献血が欠かせないことを知っていただくこと”を趣旨としています。毎年6月14日には、世界共通テーマのもとに、世界中の国や地域でさまざまなイベントやキャンペーンが行われます。

★過去5年間のテーマは以下の通りです。
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☆2013年:生きるという贈りもの
「Give the gift of life: donate blood」
☆2014年:お母さんに安全な血液を
「Safe blood for saving mothers」
☆2015年:ありがとう、いのちを救ってくれて
「Thank you for saving my life」
☆2016年:私たちをつなぐ愛の血液
「Blood connects us all」
☆2017年:今そしてこれから先も、愛の献血を
「Give blood. Give now. Give often」
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そして6月14日にはもう一つ特別な意味があります。
1900年にABO式の血液型を発見、翌1901年11月に発表した論文にて、ノーベル生理学・医学賞を受賞した学者、カール・ラントスタイナー(Karl Landsteiner/1868年6月14日-1943年6月26日)の誕生日でもあるのです。およそ120年前の二十世紀初頭までは、「血液型」という概念そのものが無く、「輸血」が奏効して命が助かる人もいれば、逆に「輸血」した血液が合わずに命を落とす人もいるという、「輸血」はまさに「運任せの治療」だったのです。ちなみにカール・ラントスタイナーが発見した血液型は「A型」「B型」「C型」の3種類でしたが、「C型」は後に「O型」と改名され、また、「AB型」は最初の発見の2年後に追加されました。

当ページでご紹介しております「最新技術」の分野とは少しことなりますが、「血液型」の発見は、その後の医療に劇的な変化をもたらした、まさに時代を変えた世紀の発見ですね。輸血用血液の需要は、日本だけでなく世界的に高まっていますので、今日を献血の意義について考える1日にしてみてはいかがでしょうか。

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