Vol.213 BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

ライディングの楽しさをそのままに、安全性をサポート!

「自動運転」技術の開発が、バイク業界でも拡がりを見せています。BMW Motorradは、先月開催した「BMW Motorrad Techday 2018」において、同社初となる自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表しました。さらに、BMW Groupのテストサーキットでテスト走行を行い、「BMW R 1200 GS」が自動運転で走行している動画を公開(※)しています。その映像はまるで、透明人間がバイクを運転しているかのような驚くべきものでした。

BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

動画は、「BMW R 1200 GS」の横にテストライダーが立っているシーンから始まっているため、最初はライダーが乗った状態で自動運転のテスト走行をするものかと思いきや、ライダーがバイクに手を添えていたのはスタート時のみで、そのまま“無人のバイク”がスタート、スムーズにサーキットを走行し始めました。そしてコーナーに差し掛かると、まさに透明のライダーが運転しているかのように、無人バイクはゆっくりと車体を傾け、安定感を保ったままコーナーを走り抜けて行きます。さて、「停車」はいったいどうなるのか?と、少しハラハラしながら見ていると、無人走行のままスタンドを立てて減速し、最後は自力で停車することに成功しました。スタートから停車まで、その動きは終始スムーズで、バランスを崩しそうになるようなことは一切ありませんでした。自律走行バイク「BMW R 1200 GS」の開発に携わった工学士:Stefan Hans(ステファン・ハンス)氏は、こうコメントしています。

BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

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今回のプロトタイプ開発を通じて、車両の運動特性を理解することができました。これによりライダーの行動を分類し、その後に起こりうるシチュエーションが危険であるかどうかを判定することができます。
また、自動運転バイクは、危険な状況を判断し、それをライダーに知らせる事も可能になる他、ライダーが危険な状況に反応できずに危機的状態に陥った際には、ブレーキをかけて停車させることも可能です。
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BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

BMWは「“完全自動運転”のバイクを作ることが目的ではなく、“ライディングの楽しさ”をそのままに、ライダーの安全性をサポートすることが目的である!」と発表しています。自律走行バイクの基本的な技術は、モーターサイクルをより安全で快適なものとし、また、乗り心地を向上させるなど、将来的なシステムや機能開発のために役立てていく計画です。プロトタイプ開発に要した期間はおよそ2年間。この自律走行技術が市販のバイクに投入されるまでにはまだ期間が必要ということですが、公開されている動画を見る限り、そう遠い未来ではないように感じます。BMWをはじめ、バイク業界における「自動運転」技術の動向について、今後も適時着目していきたいと思います。

BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!

■BMW Motorrad YouTube 公式チャンネル 2018年9月11日公開(※)
ConnectedRide: Safety is everyone's business.
https://youtu.be/4JlYE6nSNJI
■参考:BMW GROUP / PressClub Global ・ Article.
BMW Motorrad presents autonomous driving BMW R 1200 GS. Outlook on the future of motorcycle safety and technology in Miramas.
https://www.press.bmwgroup.com/global/article/detail/T0284901EN/bmw-motorrad-presents-autonomous-driving-bmw-r-1200-gs-outlook-on-the-future-of-motorcycle-safety-and-technology-in-miramas

BMW 自律走行バイク「BMW R 1200 GS」を発表!
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