Vol.219 豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!

豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!

こちらの記事のタイトルをご覧になり、1997年に公開された映画「タイタニック(ジェームズ・キャメロン監督・脚本)」の映像を思い出された方も多いのではないでしょうか。正式名称「Royal Mail Ship Titanic」のオリジナルは、20世紀初頭に建造された超豪華客船です。進水は1911年5月31日、竣工は1912年3月31日、そして1912年4月10日に出航した処女航海中の4月14日深夜に、北大西洋上で氷山に接触、翌日未明にかけて沈没しました。この事故による犠牲者は乗員乗客合わせて1,500人以上、20世紀最大の海難事故であり、1997年以前にもしばしば映画化されるなど、「悲劇の豪華客船」としてその名を広く知られています。

豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!

この「タイタニック」のレプリカとなる、「タイタニック2号」の建造を進めているのは、オーストラリアの事業家・政治家であるクライブ・パーマー氏のクルーズ会社「Blue Star Line (ブルー・スター・ライン)」です。「タイタニック2号」の詳細は、同社が公開しているCG動画(※Titanic II - Technical Specifications Update)で確認することができますが、船の外観、内装、客室、デッキ、レストラン、また迎賓館を想わせるパーティ会場、さらに20世紀初頭の上流階級のような装いの乗客、船長、船員、乗客をもてなす女性乗員の装いに至るまで、すべてオリジナルを完全に再現したような構成となっています。

豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!

Blue Star Line社が「タイタニック2号」建造の再開を発表したのは先月のこと。実話かどうかさえも疑ってしまうような話ですが、4年後の2022年には処女航海を予定しています。「タイタニック」と聞くと、どうしても106年前の沈没事故のイメージが浮かんでしまう、という方も多いかと思いますが、動画の解説を見る限り、乗員・乗客数に対して十分な救命ボートを用意しているだけでなく、最先端のナビゲーション装置やレーダーが搭載され、オリジナルをはるかに凌駕する進化を遂げていることが想像できます。その自信の表れか、「タイタニック2号」の航路はオリジナルと同じく、英国「サウサンプトン」から大西洋を渡り、ニューヨークを目指すと言うから驚きです。詳細はまだこれからのようですが、クライブ・パーマー氏は以下のような声明を発表しています。

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ブルー・スター・ラインは、リアルなタイタニックの経験を創造します。オリジナルと同じインテリア、船室レイアウト、最新の安全対策とナビゲーションシステムなど、21世紀の技術を統合し、お客さまに最高レベルの豪華さと、快適さを提供します。
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豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!

「タイタニック2号」の収容人数は2,435人、サイズは全長:269m、全幅:32.2m、高さ:28.7m、総トン数:56,000とオリジナルとほぼ同等(全幅、総トン数はオリジナルを上回っています)、エンジンは「レシプロ蒸気機関」を主力としたエンジン方式と異なり、「タイタニック2号」ではディーゼルエンジンを採用。ただし、「タイタニック」のシンボルともいえる巨大な煙突は残されるそうです。
計画通りに進行すれば、処女航海の悲劇から100年以上の時を経て、当時の姿とほぼ同様の「タイタニック2」がその姿を現すことになります。4年後(予定)の竣工まで、適時着目して参りたいと思います。

■参考サイト:ブルー・スター・ライン社 「Welcome to the home of Titanic II」
https://www.bluestarline.com.au/

■YouTube:Titanic II - Technical Specifications Update(※)
https://www.youtube.com/watch?v=QhRPvYbNDNE&feature=youtu.betannage

豪州の「Blue Star Line」社・伝説の豪華客船「タイタニック」2号・2022年に初航海を予定!
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